【日記】長編古典講師ミュルミドネスの雑感

古典の話とがも含めて何でも

『講師』として朗読をする意義

赤と黒の朗読、始まりました。

 

最初読破したときは、作者の書き方に戸惑ってしまい、あまり好きではなかったのですが、朗読用原稿を書いている内に、欠点はあれど読んでて楽しい作品と思うようになりました。

今では好きな作品です。

 

しかし、私が主として女性の役を演じる必要が多いのが、視聴者にとって不幸かもしれません。声変するこっちとしては楽しいのですが、聞く側がどうかといわれても、よくわかりません。でも、私の声は変えられないので、そこは仕方ない。ダメなら原作を読んでください、としか申し上げられません。

 

俳優や声優がたくさんいるといいなあ、とは思いますが、まあ私は『講師』でございますので、その辺りは致し方ない(と逃げて)これからも、続けて参ります。

 

もっとも、学校教育が私と同じことをやり始めたら重複するのでやめますけど、そんなことは未来永劫ないと思うので(時間的にも人材的にも極めて困難)、長編古典という、生きる上で役に立つ講義をやり続けたいと思います。