今開催されているプレミア12は、勝ち負けよりも、選手たちの国際大会の経験の積み重ねや、他国との試合をなるべく増やすことを重視する大会形式のように思える。
というのも、負けたら終わりのトーナメント形式ではなく、グループリーグ総当たりで、同じグループなら全ての国と試合をすることになる。スーパーラウンド(だっけ? うろ覚え)でも、トーナメント形式を採用せず、また総当たり制で大会は進んでゆく。
これは、とっととどこの国が優れているかの勝ち負けを決めると言うよりも、なるべく試合数を多めにして、選手たちに経験を積ませる大会方式である。対比として、甲子園は、負けたらすぐ終わりの一発勝負で、他の都道府県の代表校となるべく多く試合を積ませるようなものになっていない。
日本は最も順調に勝ち進んでいるし、個人的にも日本の優勝を願っているが、それ以上に選手たちが国際大会というものを肌で味わって、その経験をWBCやオリンピックなどの国際大会で生かしてもらえれば、と思っている。